2005年1月


この絵を描いてたころはなぜか忙しかった。
年末の大掃除、急性の風邪で寝込む、年末ガンプラ作り、正月から仕事、地元の友人と連日会う…
そのせいか、手は抜いてないのに何故か出来上がりは『…あれぇ?』な感じ。
何か足りない、何かおかしい…と。

まぁ原因の一端は色をRGB指定でなく、CMYKで指定したこと。
ぶっちゃけCMYKなんて印刷すること考えなければいらないのだが
(RGBで色を付けると、実際のカラー印刷では出せない色があるのですよ)
どんなだろ…と実験兼ねてしてみたら、思い通りの色が出ないこと出ないこと…(;´Д`)
まぁ絵的にヘボい部分もあったりしたけど、着色でかなりストレスたまりましたよ…。

題材的には『自作の魔法少女変身グッズを使わせようとするマッドサイエンティスト女子高生』
って感じですか。
まぁそこまでいくまでの紆余曲折があるわけで、今回も悩んだ過程を↓のラフでどうぞ。

ボツ絵その1

最初に決めた絵の設定。エモ&栄歌というコンビ。
初めはエモが光の玉に包まれ空から降ってくるのを受け止めようとする栄歌でした。
新年だったので『お年玉』というベタな展開で(笑)
エモはそういう背景があったのでお年玉袋の水引をつけていたり、干支の鶏っぽい感じで。

エモと栄歌という名前は、英語で並べると『EMOEKA』…逆から読むと
というベタ尽くしな設定なのだがそれを全て隠して描くつもりでした(´▽`*)

ボツ絵その2

没絵その2。テーマは『何か間違った百合』
手前の子が天然に相手を傷つけるタイプの迷惑極まりないタイプの人間。
後ろの子は逃げて隠れて一安心してるところを
さらにその後ろから愛のこもったピコハンを…みたいな。
何気に描いたけど、かの的に眉毛の太めの子はあまり描かない(描けない)のだが
それなりにかわいい子が描けたのは収穫だったなと。

…でこの『間違った百合』という部分が完成稿へと反映してるんですな…(・∀・)

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